概要と特長
空の台車を上部に収納し、スペースを有効に活用することができます。
保管効率
庫内の高さを有効活用することにより、カゴ車収納スペースが平置きに比べ約1.8倍に広がります。
安全性
落下防止フックが付いているので、万一チェンが破断しても荷台の落下を防止します。
経済性
台車の収納スペースが削減されることにより、実商品の保管場所が確保できます。
コンプライアンス
カーゴシェルターは機械設備のため、中二階設置の様に確認申請等の届出は不要です。
リースも可能
カゴ車収納の課題を解決
日配のセンターや流通系のセンターなどでは日々、カゴ台車を使い、納品~空カゴの回収を繰り返しています。
カゴ台車が納品中は庫内は閑散とし、カゴ台車を回収してくれば庫内はカゴ台車で満杯と言う状態をよく目にします。
しかし、納品時にカゴ台車が不足する事が許されない為、1センターで何千台ものカゴ台車を所有しています。
また、フローズン倉庫では出荷用にピッキングしたカゴ台車をチルド庫内に保管し、出荷時までピッキングしたカゴ台車が庫内を埋め尽くしてしまう為、カゴ台車の移動も大変な作業になります。
限られたスペースの中で、多くの場所を占有するカゴ台車の収納方法には課題が山積しています。
カーゴシェルターは、このようなカゴ車収納の課題を解決します。
メリット
- カゴ車を天井部分に収納する為、作業スペースが広がる。
- カゴ車を上段、下段に収納すれば収納効率が約1.8倍になります。
- 繁忙期はカゴ車をフル回転させ、閑散期はカゴ車を収納できる為、自社でのカゴ車所有台数を増やす事が可能です。
- 屋外に置いていた台車を屋内に収納できる為、カゴ車のサビを防げます。
- 冷凍・冷蔵倉庫では出荷待ちのカゴ車を収納できる為、品質を保てます。
- カーゴシェルターは機械設備のため、中2階設置の様に確認申請等の届出は不要です。
- 設置は3日間~5日間です。
導入事例
仕様と図面
設置面積 | 2,800W×8,195L×4,530H (mm)/1基 |
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カーゴ車寸法 | 1,100W×1,100L×1,900H (MAX) |
収納台数 | 上層25台×2列=50台 下層25台×2列=50台 |
巻上装置 | バランスウエイト吊り合い方式 |
電源、電気容量 | 3相、200V、50/60Hz、3.7KW、4P、車軸ギヤモータ |
本体質量 | 45.11kN (4,600kg) |
上層部の耐荷重 | 29.4KN (台車1台588N 60kg/50台) |
- (注)
- ①場所によりコンクリート打ち基礎工事が必要です。
②一次側電源供給工事が必要です。
③屋外仕様もオプションで承ります。