ラインアップ
日本で初めて承認されたパレット垂直搬送機です。
パレットはもちろん、台車やロール紙・フォークリフト等、様々な搬送物に対応する事が出来るラインナップをご用意してます。
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オムニリフター
ローラーコンベヤ式、パレット専用型
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オムニリフター(Σタイプ)
専用パレット循環式、省スペース型
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オムニリフター(PLタイプ)
専用パレット循環式、ローコスト、台車・パレット兼用型
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オムニリフター(TLタイプ)
専用パレット循環式、台車・パレット兼用型
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オムニリフター(HBタイプ)
簡易循環型、フォークリフト搬送対応
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オムニリフター(SHタイプ)
専用パレット往復型、マルチ対応タイプ
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STEPⅡ
ローコストタイプ
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オムニリフター(クリーンCLタイプ)
クリーンルーム対応型
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エコオムニ
省エネ、省CO2。既設オムニリフターに搭載可能
垂直搬送機 誕生ヒストリー
高度経済成長期を迎えた吉田車輌製作所は、現在の会社を継続して何か新しいことをできないか、さらなる発展に向けて考えはじめます。オムニリフター開発に至るまでの試行錯誤の10年のはじまりです。
ある日、お客様から受けたご相談
簡単なエレベーターを用いて物を運ぶことができないだろうか・・・
ある日、お客様からこのような相談をうけました。戦前は平屋作りの工場が多くありましたが、戦後は階層立ての工場が増え、人力で物を運ぶことが難しくなってきていたのです。
私たちの力でお客様の業務を少しでも効率よくサポートすることはできないか。そのような想いから、吉田車輌製作所はエレベーターの仕組みをヒントに、垂直搬送機の開発に本格的に着手します。
折よく某大手商社様から「オムニホイル」という部品を使用して何か製品化することはできないか、という相談を受けていたこともあり、オムニホイルを使用した垂直搬送機「オムニリフター」のプロトタイプを見本市に出展するに至りました。この見本市で2件の契約を結ぶことができ、オムニリフターのさらなる開発が進められることになったのです。
オムニリフターはさらなる改良を続けましたが、当時は会社としての知名度が低く、なかなか納入してもらうことができず苦労することもありました。より良い製品を作るためには現場の声が必要不可欠。そのような考えからメンテナンス業務を開始するなど、オムニリフター開発までの妥協は一切ありませんでした。
1973年、ついに「オムニリフターシステム」を開発。オムニリフターは各種の安全装置を組み入れ、作業の安全性を高めた設備で、建設省・労働省にエレベーター以外の機械設備として審査請求。
機を同じくして「吉田車輌機器株式会社」と社名を改め、本社を大阪市内から八尾に移転。オムニグループはオムニリフターの開発と共に大きく転換、発展したのです。
現在もオムニリフターは主力商品として、日本国内はもちろん世界中に納入させて頂いております。さらにはオムニリフターだけでなく、「クライミングレベラー」や「パレスルー」「シャトルローダー」といった新製品の開発も積極的に行っており、オムニグループはこれからもその歴史を刻んで行こうとしています。